DJI 産業用ドローン「DJI Matrice 30 シリーズ」が発表されました!
DJIから新たな産業用ドローン「DJI Matrice 30 シリーズ(M30)」が発表されました!
4月末以降発売予定です。
システムファイブは産業用ドローンを導入される方をしっかりとサポートいたします。
ご入用の際はシステムファイブまでお問い合わせください。
主な特長
バックパックに収まるコンパクトサイズの、DJI Enterpriseフラッグシップドローンです。
1つのカメラペイロードに高性能センサーを複数搭載、フライトには独自設計された送信機と進化したアプリ「DJI Pilot 2」を使用します。
従来の産業用ドローンに比べ、パワー、耐久性、性能は大幅に改善されています。
【保護等級IP55、堅牢で信頼性の高い空撮】
M30シリーズは、-20℃〜50℃の広い温度範囲でも稼働し、大雨や強風、高高度、雪や氷のある低温環境など、過酷な条件下でも、優れた性能を発揮します。
低照度環境用に最適化されたFPVカメラ、内蔵された冗長システムとバックアップシステム、3つのプロペラしかない状態での緊急着陸機能、状態管理システム (HMS)、6方向障害物回避センサーに対応しています。
複雑な地形や作業環境では、LTE接続※をバックアップとして利用することが可能です。
※LTEネットワークの利用は、国・地域により異なります
【折りたたみ式でセットアップも簡単】
これまでの産業用ドローンよりもコンパクトながら、自己発熱機能を備えたTB30インテリジェント フライトバッテリーは、最大41分飛行可能。
機体には、セルフロック システムが搭載され、ボタンを押すだけで折りたたむことができます。
【セキュリティ管理も最高レベル】
- オフライン更新に対応
今後のファームウェア更新も完全にオフラインで更新できます。
ファームウェアパッケージは、DJI公式サイトからダウンロードでき、一旦、microSDカードなどの外部ストレージデバイスに保存することにより、M30シリーズにアップロードしたり、DJI Pilotアプリで更新したりできるようになります。 - ローカルデータ モード※1
M30シリーズとインターネットの接続を完全につながっていない状態にし、機体のデータが外部に漏れないように、全てのデータの機密性を守ります。 - SDカードデータのAES暗号化※2
セキュリティコードとAES暗号化技術を用いて、全ての写真、動画、飛行ログをmicroSDカード内に保存・保護します。
※1 ローカルデータ モードについてはこちら(DJI公式サイトへ)
※2 コマンド&コントロールアップリンクおよびビデオ送信ダウンリンクの安全なデータ送信を実現
M30の優れた映像品質
コンパクトに改良されたM30ですが、M300RTK特有の機能も引継ぎ、優れた映像品質を提供します。
- 高解像度グリッド撮影
インフラ点検などに適した高解像度グリッド写真に対応。
対象となる被写体エリアを選択するとズームカメラが自動で写真を複数枚撮影します。 - 360度パノラマ撮影
広角レンズを使用して360度の撮影が可能です。
災害調査や現場検証などに活用できます。 - ナイトフライト
低照度の環境に最適化されたFPVカメラにより、地上と空の境界線がはっきり見え、夜でも安全で快適な飛行を可能にします。 - レーザー距離計
対象物をピンポイントでとらえ、高度なセンサーフュージョンアルゴリズムがその座標を即座に提供します。
2種類のカメラ
M30シリーズには、DJI Matrice 30とDJI Matrice 30T(サーマルカメラ付き)の2種類のバージョンがあります。
M30シリーズに搭載されたカメラも、Matrice 300 RTKと同等の機能を持っています。
- 5〜16倍光学ズームと200倍デジタルズームに対応した48MP 1/2インチCMOSセンサーのズームカメラ
- 8K写真や4K/30fps動画撮影に対応した12MP広角カメラ
- 最大1,200 m 先の対象物でも高精度に座標を提示できるレーザー距離計
- 640×512ピクセルの放射分析サーマルカメラ(M30Tのみ)