SONY XDS-1000、XDS-PD1000、XDS-PD2000 ソフトウエアVer2.01リリースお知らせ

SONY XDS-1000、XDS-PD1000、XDS-PD2000 ソフトウエアVer2.01リリースお知らせ
平素は、システムファイブePROSHOPのご利用誠にありがとうございます。 この度SONYよりXDS-1000XDS-PD1000XDS-PD2000ソフトウエアVer2.01がリリースされましたので、ご案内いたします。

対象機種および対象シリアル

  • XDS-1000:シリアルNo.10001~10149、50001~50004
  • XDS-PD1000:シリアルNo.10001~10850、50001~50043
  • XDS-PD2000 :シリアルNo.10001~10283、50001~50003
上記以降のシリアルNo.のセットにつきましては、既にVer2.01にて出荷されております。

アップデート内容

新規機能・機能拡張
SxS メモリーカードの再生とトランスコードコピーに対応
  • v1.29までは、SxSメモリーカードの簡易再生(内蔵HDD/SSD にコピーしながら自動的に追いかけ再生を実施する機能)までをサポートしていましたが、v2.01では、内蔵HDD/SSDにコピーすることなく直接再生することに対応しました。
  • SxS(FAT)、SxS(UDF)モードいずれにも対応しました。
  • SxSメモリーカード上のクリップの連続再生、EDLの再生、及びRS-422 VTRプロトコルによる再生の制御にも対応しました。
  • ただし、SxS(FAT)上のSDクリップ(DV-AVIフォーマット)の直接再生には対応していません。このフォーマットにつきましては簡易再生となります。
  • SxSメモリーカードをコピー元としたトランスコードコピーにも対応しました。SxS(FAT)上のHD420 1920x1080 35Mbpsフォーマットのクリップを、内蔵HDD/SSDまたはProfessional Disc(PD)上にHD422 1920x1080 50Mbpsに変換して記録することが可能です。
SxS(UDF) メモリーカードへの書き込みに対応
  • SxS(UDF)メモリーカードへコピー、および内蔵HDD/SSDとの同時記録で書きこむことが可能となりました。UDFファイルシステムへのフォーマット機能にも対応しています。
  • SxS(UDF)メモリーカードでも、SDI 入力信号を直接記録することは出来ません。
  • SxS(FAT)メモリーカードへの書き込み、およびフォーマット機能には対応していません。
VTR モードの追加
  • これまでのモード(「1in/1outモード」と呼びます)に加えVTRや従来のXDCAMシリーズと同様に動作するモード「VTR モード」を追加しました。
    1. フロントパネルのPORT SELECTキーは消灯し、操作ポートの選択は不要。
    2. RS-422 1本で記録再生制御が可能。
    3. 内蔵HDD/SSD、Professional Disc、SxS 全メディアで、各メディア上のクリップの連続再生に対応。
    ただし、「1in/1outモード」では可能となっている、記録中のクリップとは別のクリップを再生することや追いかけ再生に関しては未対応となります。「1in/1outモード」と「VTRモード」の切り替えは、メンテナンスメニューM397 PORT CONFIGから可能です。
XDBK-104, XDBK-106オプションの追加
  • XDBK-104の追加により、内蔵HDD/SSをリニア編集のレコーダーとしてINSERT/ASSEMBLE編集を行うことが可能となりました。また、XDBK-104を装着することでMONITOR OUTPUT端子が追加されます。
  • さらに、XDS-PD2000において、XDBK-104でのアップグレード後にXDBK-106ソフトウエアキーを搭載することにより、内蔵SSDへのAVC-I 100Mbps/50Mbpsでの記録再生が可能となりました。
  • 「1in/1outモード」の記録ポート、および「VTR モード」の両方において、SDI入力信号をProfessional Disc(PD)に対して直接記録することが可能となりました。PDのクイックサルベージ機能にも対応しています。
  • 内蔵HDD/SSD 上のクリップの連続再生に対応しました。(連続再生は最大100 クリップです。)
  • 「VTRモード」では、常に連続再生モードとなります。
  • 「1in/1outモード」では、セットアップメニュー 158 PLAYBACK MODE FOR INTERNALにより再生モードの切替が可能です。クリップの再選択、及びStandbyOff/Onで連続再生区間を変更することが可能です。
フロントパネルからのEDL作成機能の追加
  • フロントパネルからのEDL作成機能を追加しました。ただし、EDL の各サブクリップのMove(順番変更)や、Trim(IN,OUT 点の修正)には対応していません。
RM-280のXDCAMモードに対応
  • RM-280のMenu19 FUNCION MODE=XDCAMに対応しました。
  • RM-280からのNEXT/PREV 操作、サムネイル画面からのクリップ選択等が可能です。 ※サムネイル画面は、SDI/Composite 出力には表示されません。MONITOR 端子にPCモニターを接続して表示ください。
Copy/Put 時のProxy 生成モードの追加
  • Proxyが存在しないメディアからのCop 時、およびネットワーク(FTP/CIFS)からのPut 時にもProxyを同時生成するモードを追加しました。ただし、Proxy生成モードでのCopy/Putでは、下記のように速度が制限されます。 1セッション動作時で約1.5倍速(XDS-PD2000)または約1.1倍速(XDS-PD1000, XDS-1000)、複数セッション動作時には、さらに速度が低下します。速度が優先の場合には従来通りProxy生成OFF、速度よりもProxy生成優先の場合にはProxy生成ONでお使い下さい。セットアップメニュー 159 PROXY GENNERATORにてON/OFF設定が可能です。
その他の機能追加
  • 記録フォーマットに IMX 30Mbpsを追加しました。
  • XQDメモリーカードに対応しました。
  • 「VTR モード」のみならず、「1in/1outモード」の記録ポートにおいても、RS-422 VTRプロトコルから記録制御に対応しました。
  • 内蔵HDD/SSDの残容量アラームに対応しました。
  • SNMPに対応しました。
  • VITCをUBに記録するモードを追加しました。
  • 複数Professional Disc(PD)にコピーする際のオーバーラップ設定を追加しました。
  • フロントパネルにMediaProperties画面を追加しました。
  • PD Eject動作時に“DISC IN” LEDを点滅するように変更しました。
不具合対策
  • PDW-F1600でリニア編集した結果のクリップを、XDS-PD2000に対して、ネットワーク(CIFS/FTP)からPut、あるいは、該当クリップをProfessional Disc(PD)からSSDに対してCopyした場合に、Put/Copyが終了しなくなる不具合を対策しました。
  • PD上でDefectであると判断される領域に、AV データが書き込まれている際、そのクリップの再生が途中で停止する不具合を対策しました。
  • XDSで書きこんだPDが、ごく稀に他XDCAMデッキで「未対応のクリップがあるためこのディスクは記録再生できません」というエラーとなる不具合を対策しました。
  • 内蔵HDD/SSD上の長時間クリップ(例 HD422フォーマットで約5 時間を超えたクリップ)がCIFSから読み込みエラーとなる不具合を対策しました。

アップデート方法

バージョンアップ作業をご希望のお客様は、お電話または下記フォームより、弊社PROREPAIR担当までお問い合わせください。修理・定期点検時及びXDBK-104取付の際にも実施いたします。 システムファイブ 修理受付窓口:03-5212-5131(担当:金井、石倉)

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