Panasonic新型メモリーカード・カメラレコーダー AJ-PX270 ファーストインプレッション!

Panasonic新型メモリーカード・カメラレコーダー AJ-PX270 ファーストインプレッション!
明日11/13から開催のInterBEE2013にて国内初お披露目の、Panasonic AJ-PX270をいち早く入手しました! 2014年春発売予定のためプロトタイプとなりますが、ファーストインプレッションをお伝えいたします。
外観

  

コンパクトに凝縮されたボディは、従来のハンドヘルドのラインナップと比較すると一目瞭然です。バッテリーもボディにすっぽり収まり、メディアスロットのカバー部分も自然な曲線を描き、フィット感を損なわないデザインです。 また、外部マイクまわりは装着したままバッグにしまう際に、邪魔になりがちなXLR端子の向きを改良、外部マイクホルダーも撮影に支障をきたさない範囲で高さを抑えており、収納・運搬にも配慮されています。 レンズフードは開閉可能なシャッター機構が採用されることでレンズキャップの紛失がありません。
コーデック
ハンドヘルドカメラとして初めてAVC-ULTRAコーデック記録対応ということで記録画質が気になるところでしたが…今回は残念ながら、テスト撮影、各モードでの画質比較はできませんでした。 AVC-Intra100/50に加えてAVC-LongG50/25を標準装備。10bit/4:2:2の画質を約50Mbps/25Mbpsのレートで記録できるのは非常に魅力です。特にデータ的に軽いAVC-LongG25の実力を試してみたかったところ。AVC-ULTRAコーデックの比較検証は次回に持ち越しです。
レンズ
新開発の1/3型3MOSイメージセンサーで低ノイズと高感度となっている他、35mm換算で28mm~616mmの22倍ズームレンズと、ズーム・フォーカス・アイリスの3マニュアルリングは粘りのある設計です。
ビューファインダー
その他にも、Panasonicのこだわりはもちろんハードウェアにもちりばめられています。 本体後部にあるVFには有機ELパネルを採用し、久しぶりに「使えるVF」となりました。 もちろん液晶画面の解像度も向上し、960×540解像度のパネルを採用することで見やすさが格段にアップしています。気になるビューファインダー横のポチっとした部分は、太陽光などによる焼き付け防止の為にVFの自動ON/OFFを行うセンサーです。ある一定時間人が覗かないと自動で切れるようになっています。
RECボタン
通常のグリップ部に1つ、トップハンドルに1つ、そして本体正面下部に1つの計3つが用意されています。 3つ目のボタンは、ショルダーカメラなどでおなじみの位置にあるので、ショルダーカメラに慣れたカメラマンの方でも自然なスタイルでオペレートが可能です。
メディアスロット
従来サイズのP2カードスロットを1つ、マイクロP2スロットを2つ装備し、マイクロP2スロットを使えばリレーと同時記録も可能です。 もちろん、Panasonicのお家芸「バリアブルフレームレート」にも対応。
ボディ、レンズ操作、記録において、従来モデルと比べ格段にユーザー側の目線に寄り添ったプロダクトデザインとユーティリティには、Panasonicの意識改革などを見ることができました。 今回はプロトタイプということで未確認の部分もありますが、USB3.0端子搭載、シーンファイルのプリセットなど気になる点がまだまだございます。 もちろん、InterBEE2013(パナソニックブース:ホール5/5418)でも展示されておりますので、会場にてぜひともご覧ください!

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