ブラックマジックデザイン Blackmagic Camera Setup Ver.4.0アップデートのお知らせ
投稿:2016年10月21日
平素は、システムファイブePROSHOPのご利用誠にありがとうございます。
このブラックマジックデザインよりBlackmagic Camera Ver.4.0がリリースされましたので、ご案内いたします。
対象機種
Blackmagic URSA Mini 4.6K/4K Blackmagic URSA Viewfinderアップデート内容
- URSA Mini の新しいOS
- 新しい収録ディスプレイ(Heads Up Display)
- 新しいメニューシステムによるスピーディーな操作
- 新しいモニタリングオプションによる、4K-SDI とHD-SDI の同時出力
- 3D LUT(Look Up Table) を適用したモニタリング
- カメラ設定のプリセットを保存
- EF レンズのImage Stabilisation(手ブレ補正機能)を追加
- フォーカスアシストの精度を向上
- Sigma 社製EF レンズのサポート
- Fujinon 社製Cabrio PL レンズの12pin コントロールのパフォーマンスを向上
- 再生時の安定性を向上
- 電源を入れてから起動までの時間を短縮
Heads Up Display の新機能
- ディスプレイを上下にスワイプでHeads Up Display の表示切替
- Heads Up Display に表示される映像が自由自在にズーム可能
- ダイレクトにフレームレートの変更が可能
- 電子接点のあるレンズ使用時にHeads Up Display からアイリスの変更が可能
- 「タイムコード」と「収録時間」の表示を切替
- フレームレートを自由に選択しスロー映像の撮影が可能
- シャッターアングルの変更が可能
- シャッターアングル/ スピードを自動算出しフリッカーを防止
- シャッターアングルの値を小数点以下2 桁まで設定が可能
- ゲンロック、タイムコードステイタス( 収録時間or 時刻)、ウィンドウモードセンサーに関するインジケータが追加
- ISO の変更が可能
- ホワイトバランスの変更が可能
- 太陽光、白熱電球、蛍光灯、混合照明、曇りという条件に合わせたホワイトバランスのプリセットが追加
- ティント調整が追加
- ホワイトバランスの自動設定
- オーディオ入力とヘッドフォンの音声レベルを変更可能
- フォーマットメニューとストレージ情報の表示
- バッテリー残量の表示
- ゼブラ、フォーカスアシスト、フレームガイド、グリッドの表示
メタデータの新機能
- メタデータをカメラに直接記録させるスレート機能の追加
- メタデータのスレートにレンズ情報を追加
- 電子接点つきレンズの仕様で、レンズモデル、アイリス、焦点距離、距離を自動でカメラに記録
- タッチパネルを横にスワイプでスレート情報を表示
収録に関する新機能
- URSA Mini 4.6K のProRes 収録に解像度が追加
4.6K 16x9 / 4.6K 2.4:1 / 4K DCI / 3K Anamorphic / 2K 16x9 / 2K DCI - URSA Mini 4.6K のRAW 収録に解像度が追加
4.6K 16x9 / 4.6K 2.4:1 / 3K Anamorphic / 2K 16x9 / HD - CFast カードを2 枚挿入時、どちらのカードから収録を開始するか選択が可能
モニターに関する新機能
- LCD の色の再現性を向上
- 3D LUT をLCD、フロントSDI、メインSDI に個別に適用
- フォルスカラー、ゼブラ、フォーカスアシスト、フレームガイド、グリッド、セーフエリアガイドの表示をLCD、フロントSDI、メインSDI に個別に適用
- クリーンフィードをLCD、フロントSDI、メインSDI に個別に適用
- ATEM との併用でタリー信号をLCD とフロントSDI 信号に表示
- 3x3、十字線、センタードットをグリッド表示
- 14:9 フレームガイドを追加
- セーフエリアガイドの表示
- ピーキングの表示色を赤、緑、青、黒、白から選択
- よりスムーズに解像度やコーデックの設定が変更可能
設定に関する新機能
- F1/ F2 のFunction ボタンにフレームレート、アイリス、ホワイトバランス、ISO、シャッターアングル/ スピードのプリセットを適用
- F1/F2 のFunction ボタンの設定でフレームレート、アイリス、ホワイトバランス、ISO、シャッターアングル/ スピードを自由に変更可能
- F1/F2 のFunction ボタンにクリーンフィード、LUT 表示、フレームガイド、フォーカスアシスト、フォルスカラー、ゼブラ、グリッド、セーフエリアガイド、オフスピード、カラーバーを適用可能
- フリッカー防止のため主電源周波数を50Hz / 60Hz で変更可能
- ドロップフレームタイムコードの使用を追加
- 収録開始までのプレビューをカラーバー表示にするトリガーカラーバー機能の追加
- カメラを工場出荷時の設定にリセットするFactory Reset の追加
- カメラID の設定
- ファームウェアバージョンの表示
プリセットに関する新機能
- 最大12 個のプリセットを保存
- カメラとCFast カード間でプリセットデータの転送
3D LUT の新機能
- 3D LUT を使ったモニタリング
- CFast カードから3D LUT を読み込み
- 17 point / 33 point のLUT を最大6 個までカメラに保存
- カメラからCFast カードに3D LUT を書き出し
- カメラ本体でLUT の削除
修繕内容
- 外部タイムコードとジャムシンクタイムコードの改善
- ホワイトバランスのパフォーマンスを改善
- クリップごとの再生か全クリップの再生かを選択
- ループ再生機能の追加
- 電源ON/OFF でファイル名のカメラID がリセットされるバグを修繕
- URSA Mini 4K で電源再起動時にウィンドウモードのクロップエリアがずれてしまう現象を改善
- ISO 値で本来サポートされていない1600 がURSA Mini 4K で選択可能であったバグを修繕
- タイムコードの精度を向上
- RAW 3:1 / 4:1 で収録時のパフォーマンスを向上
- RAW Lossless でハイフレームレート収録をした際に発生するドロップフレームを修繕
- 全体的なパフォーマンスの向上
Blackmagic Viewfinder
- 色の再現性の向上
- 近接センサーの感度を向上
- 近接センサーの自動OFF 機能の向上
- フレームガイド表示の改善
- セーフエリアガイド、グリッドの表示を追加
- 表示されるオーバーレイの種類が追加
- フォーカスアシストの精度を向上
- オーディオメーターの精度を向上
- タリーが機能しなかったバグを修繕