速報でお伝えしたとおり、XDCAM EXのラインアップにショルダータイプの
PMW-350とハンディタイプの
PMW-EX1Rが発表されましたが、周辺アクセサリーにも新製品が登場します!
廉価版SxSカード SBS-32G1
まずは、
32GB SxS-1メモリーカード SBS-32G1。
PanasonicのP2カードEシリーズ同様、寿命のある廉価タイプのSxSメモリーカードです。
一日一回、容量いっぱいの記録を行った場合、目安として約5年間使用できます。
ただし、P2カードEシリーズとは異なり、対応カムコーダーで使用している場合、寿命が近づくとディスプレイにアラームが表示され残寿命の目安の確認ができます。突然の撮影中断や記録ミスを防ぐ安心設計です。
発売は2009年12月予定ですが、
当初の対応機種は、新製品のPMW-350、PMW-EX1Rに限られます。
PMW-EX1, PMW-EX3では、2010年2月頃に公開予定のファームウェアの適用で対応する見込みです。
また、XDCAM EXレコーダーのPMW-EX30はサービス窓口によるバージョンアップ(有償2010年2月頃開始予定)が必要となります。ご注意下さい。
メモリースティックアダプター MEAD-MS01
「そうは言っても、やっぱりSxSカードは高いし、SDHCカードのように現場で入手できないし…」と敬遠気味のお客様に朗報なアクセサリーが
メモリースティックアダプター MEAD-MS01。
メモリースティックDuoをこのアダプターに挿せば、XDCAM EXで記録できるスグレモノです。
ただしこちらもご注意。
SBS-32G1同様、当初の対応機種は、新製品のPMW-350、PMW-EX1Rに限られます。
PMW-EX1, PMW-EX3では、2010年2月頃に公開予定のファームウェアの適用で対応する見込みです。
また、XDCAM EXレコーダーのPMW-EX30はサービス窓口によるバージョンアップ(有償2010年2月頃開始予定)が必要となります。
さらに、使用可能かどうか動作確認が取れているメモリースティックDuoは「メモリースティックPRO-HGデュオHX」シリーズのみです。
メモリーの記録速度による部分が大きく左右する為、当然記録容量の大きくなるスローモーション記録は保証されていません。使用するメモリに注意してご利用下さい。
Clip Browser も機能向上!
その他、発売商品では有りませんが、新製品のカムコーダーに付属しているソフトウェア
Clip Browserも機能向上しています。
新たに追加されたHQモードの1440×1080記録やDVCAM記録に対応。また、CMOSのローリングシャッターによるフラッシュバンド(フラッシュがたかれたフレームが上下で明滅している状態)を補正する機能を搭載しています。
PanasonicのAG-HPX305はカメラにこの機能を内蔵させましたが、リアルタイムで処理するには限界があるため、より精度を上げて検出するために、Clip Browserでの補正機能として実装させたようです。
作業はいたって簡単。クリップを読み込ませれば、フラッシュバンドの起きているフレームを自動的に検出・補正し、新規クリップを生成してくれます。