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ソニーHDVレコーダー徹底比較!〜HVR-1500と1500Aは、何がどう違うのか?〜

ソニーHDVレコーダー徹底比較!〜HVR-1500と1500Aは、何がどう違うのか?〜
HDVレコーダーの最上位といえば、HVR-1500HVR-1500A。 たった1年ちょっとでA無しからA付きへマイナーアップグレードされました。 「A無し」と「A付き」でいったい何が変わったのかを探ってみましょう。

I. HD-SDI入力の有無

HVR-1500には、HD-SDIの出力はありますが、入力ができません。HDの入力はIEEE1394に限られてしまいます。 一方のHVR-1500Aには、IEEE1394の他、HD-SDI入力が設けられていますが、ノンリニア主体でIEEE1394のみ使用する場合や、リニア編集機に再生機として組み込む場合などは、「A付き」のコストアップを考えれば、HVR-1500でも十分ではないでしょうか。

II. ダウンコンバート出力にレターボックス

HVR-1500、HVR-1500Aは、1080iのHDV素材を再生時、SD-SDI出力やアナログ出力へダウンコンバート出力できます。この際に選べる画角ですが、HVR-1500ではスクイーズ、サイドカットのみでレターボックス出力が選択できません。一方のHVR-1500Aでは、スクイーズ、サイドカット、レターボックスいずれも選択できるようになっています。 実は「A無し」と「A付き」の大きな違いはこれだけです。 この2つの機能が必要かどうかで、導入コストが随分変わってきます。 スイッチング収録が中心で、スイッチングアウトからのHD-SDI入力が必要な方はHVR-1500A。 編集が中心でIEEE1394や9Pinリモートが中心という方はHVR-1500をどうぞ。 ちなみにHVR-1500にHD-SDI入力がない点は、その他周辺機器でカバーできます。AJA Video Systems社のHI5を使って、HD-SDIをHDMIへ。さらにThomson Canopus社のADVC-HD50を使って、HDMIからHDVへ変換すれば、15万円程度の出費で、HD-SDI入力を作ることが可能です。 「A無し」VTR本体を安く購入して、機材を追加するか…それとも「A付き」でスマートに運用するか… 貴方の選択は………。 SONY HVR-1500 HDVレコーダー HVR-1500 SONY HVR-1500A HDVレコーダー HVR-1500Aもお買得! ちなみに2桁シリーズのHDV 最上位機種、HVR-M35Jと比べると、
? HVR-M35J HVR-1500/1500A
HDV 4ch オーディオ録再 ○ ※記録はIEEE入力時のみ ×
HDV 1080i 24P/30P プログレッシブ録再 ×
RS-422 リモート ×
リファレンス入力 ×
Assemble/Insert編集機能 × ○ ※DVCAM時のみ
HVR-V1J以降のHDVカムコーダーで、デジタルシネマなどプログレッシブモードを常用されている方はM35J/M25AJが必須になりますが、リニア編集室の一部に組み込む場合や、DVCPRO互換再生、9PinリモートなどTV方面向けの機能を必要とする方にはやはりHVR-1500/1500Aが必要でしょう。この機会にHVR-1500/1500Aの導入もご検討下さい。 SONY HVR-1500 詳細情報・ご注文はこちら SONY HVR-1500A 詳細情報・ご注文はこちら
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