雨の振る中、たくさんの方にお越し頂いた今回の「EOS 5D MarkIIによる映像制作のための音声収録セミナー」。つい先日ファームウェアのアップデートが行われたばかりで、未だ注目を集めるカメラです。

今回は、スチールカメラマンの方や、音声機材の取り扱いに自信の無い方を対象に、株式会社マリモレコーズの江夏氏を迎え、現場での様々な事例とともに、DSLRカメラでの動画撮影について幅広くお話し頂きました。

江夏氏は、低コストで高品質な映像を作ることにこだわっているとの事で、昨今のRED ONEをはじめHDVカメラのHVR-Z5Jや、EOS 5D markII、EOS 7Dと、一通り使ってらっしゃるそうです。

最近は、CM撮影でもEOS 5D markIIを使用する頻度がかなり増えたとの事。これからは、ビデオカメラで撮影するのか、一眼レフカメラで撮影するのか、撮影スタイルを選択するようになるのではないか、と今後の映像制作においての展開についても話されていました。

5D markIIのメリット・デメリットをおさらいすると共に、今回のメインテーマである音声収録。自身はインタビュー等の撮影時にSONY UWP-V1をよく使うとの事で、機材選定のポイントや、マイクの種類と繋ぎ方等を解説して頂きました。

現場での失敗談や成功事例を交え、参加された方には「わかりやすい」「楽しかった」とお声を頂きました。終盤には、サードパーティから出ている機能拡張の為のファームウェアも紹介される等、貴重なお話も頂きました。

今後とも、今回のように実戦的な内容で、お役に立てるセミナーを企画して参りますので、何かリクエストがあれば、ご遠慮なくご連絡下さい。