「DolbyVision(ドルビービジョン)」が発表されたCES2014以来、HDR＜High Dynamic Range＞が話題になり、今年に入ってさらに映画や放送はもちろん、コンテンツクリエーションの世界にまで広がりをみせています。
Netflix、Amazonなどのネット動画配信サービスにおいても各社HDR対応を表明しており、また、SONYからは4K/HDR対応の30型4K有機ELマスターモニター BVM-X300が2月に発売されています。
家庭用のテレビにおいても、SHARPやSONY、Panasonicなど各社がHDR対応モデルを発表しているように、今後益々HDR映像の視聴環境がより身近に整っていくことが予想されます。

近年、シネマカメラを中心にLogやRAWで収録し、広いダイナミックレンジで撮影できるものが多くリリースされてきましたが、HDRのモニタリングシステムがなく、またご家庭などでは視聴環境がなく、HDR収録のメリットを十二分に活かしきれていませんでした。

これからは単なる「高解像度」化だけではなく、「ハイコントラスト」「広色域」「高輝度」の条件を十分に満たした真の高画質映像のコンテンツクリエーションが求められるようになることでしょう。

本セミナーでは、実際のHDR映像を見ながら、HDRについて基本的なところをご覧いただければと思います。HDRにご興味をお持ちの方はぜひともご参加ください。

• HDR＜High Dynamic Range＞に興味があり、コンテンツクリエーションに携わるすべての方
• カラーグレーディングに興味のある方

フィルムライト株式会社 松井幸一氏

• HDR＜High Dynamic Range＞とは？ ～HDR映像の視聴と解説～
• HDR編集、カラーグレーディングのワークフローの考え方
• HDR映像の視聴環境、HDRコンテンツクリエーションのこれから
• 質疑応答

※プログラムの内容は予定です。変更の可能性がございますことを予めご了承ください。