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5/25 SONY 新製品カメラ NEX-FS100J&HXR-NX70J セミナー 東京店にて開催

掲載:2011/5/26 木曜日

SONY 新製品カメラ NEX-FS100J&HXR-NX70J セミナー

2011年5月25日(水)東京店にて、SONY 新製品NXCAMカムコーダー NEX-FS100JHXR-NX70Jのセミナーを行いました。
まさに発売日当日の開催となり、たくさんの方々にご参加いただきました。

“Exmor”Super35 CMOSセンサー搭載、高感度低ノイズ NEX-FS100J

NEX-FS100JはSuper35mmのラインナップの中でもローコストタイプになりますが、今回のセミナーにご参加いただいた方には、かなり面白い、楽しめるカメラだと実感いただけたのではないでしょうか。
NEX-FS100Jと一眼カメラで撮影された比較映像の内容をみるとNEX-FS100Jの高感度低ノイズの実力がよくわかります。
ビデオ撮影に最適な画素数にすることで、高感度でありながら低ノイズを実現。これはスペック上では判断できない実力です。
室内の暗い場所でも、かなりしっかりとした撮影ができることは、普通にビデオ撮影していても嬉しいスペックだと思います。

Eマウントレンズを使用することでオートフォーカス・手振れ補正・AEといった機能を使用することができるのはたいへん魅力的ですが、被写界深度が浅いカメラでオートフォーカスを100%活かすのはかなり難しいのではないかと思っていました。
しかし、実際の映像をみるとそんなことを感じる以上に素晴らしいクオリティーでした。オートの状態で近くの被写体から、どんどんズームアウトしていく感じは、とても大判イメージャーを使用しているとは思えません。矛盾しますが、ズームアウトしながらボケるところはボケている、といった感じです。ただ、Eマウントの基本仕様を開示したとはいえ、未だレンズのラインナップが3本しかないのはさびしいですね。

先に発売されたPMW-F3はシネマを撮るためのカメラであると考えると、同じSuper35mmでもNEX-FS100Jは、シネマ的なビデオカメラではないでしょうか。実際NEX-FS100Jは、標準のプロファイルがNXCAMのHXR-NX5Jと同じようなビデオのプロファイルで設定されているということにも、大きな意味があると思います。もちろん、ピクチャープロファイルでシネマライクな映像をつくることはできますが…。

他に注目する点としてはやはり、この外観でしょうか。
今までにない形で最初はちょっと持つのにも違和感がありましたが、次第に馴染んでくる形です。
この様に大判イメージャーで手持ち撮影できるのも、先に書いたようにオートフォーカス・手振れ補正・AEといった機能があるからなのです。何気なく手に持って撮影してますが、これはすごいことなのです!

NEX-FS100Jを熱く語る“正ちゃん”(向かって右側)
余談ですが、本日のセミナーの2回目に、またまた“正ちゃん”が飛び入りで登場しました!もちろん予定にはなかったのですが、NEX-FS100Jについて、熱く熱く語っていただきました。いつもながらお見事です。
話を聞いていると、ますますこのNEX-FS100Jが素晴らしいカメラだと感じてきてます。
(※もちろん、本当に素晴らしいカメラです。)


待望のテープレス&防塵防滴 小型カメラ HXR-NX70J

もう一台のHXR-NX70Jに関しては、防滴の実力を示すためにセミナー開始時からすでにずぶ濡れ状態でした。
「テープレスで小型のカメラ」の要望はかなり多かったはずです。その要望に応えて作られたのがHXR-NX70J。小型というだけでなく、防滴そして防塵という能力も付け加えられ発売されました。

防滴、防塵を実現するために様々な改良がされています。
バッテリーを本体に内蔵するのはもちろん、一つしかないリングをコントロールするためのアサイナブルリングなども改良点のうちの一つです。
このアサイナブルリングは、スライド式よりも使いやすいと思います。(スライド構造だと水が入るためこの構造になりました。)というのも、3ポジションのため、指先がポジションを覚えれば感覚だけでフォーカス・ズーム・アイリスが切り替えられるためです。

セミナー内でもご質問にあがりましたが、内蔵メモリーとメモリーカードに同時記録ができないのは残念です。ここまでできているのであれば、バックアップの意味も含め、同時記録はあっても良かったのではないでしょうか。

最後に、今回セミナーにご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
また、たくさんの方々に、セミナー終了後新製品をお持ち帰りいただき、社員一同感謝しております。誠にありがとうございました。