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2/5 SONY HDV新機種 HVR-Z7J/S270J/M35Jセミナー 東京店にて開催

掲載:2008/2/5 火曜日

待ちに待った、レンズ交換可能なHDVカメラがSONYより発売されるということもあり、会場は大勢の参加者で賑わいました。

新発売のカメラHVR-Z7J / HVR-S270J、VTRのHVR-M35Jをご用意し、さらに、「他の機種と比べたい!」というお客様の要望にお答えして、昨年11月に発売され絶大な人気を誇っているXDCAM EXカメラ PMW-EX1や、ソニーの初代業務用HDVカメラ HVR-Z1Jも登場し、液晶マスターモニター”TRIMASTER”BVM-L230にて、画質、明るさ、操作性等、様々な面において実際に比較することができました。

お客様のお目当てはやはりHVR-Z7JとHVR-S270J。HDVでは初めてのレンズ交換可能なカメラだけではなく、DVCAMのDSR-PD170と同等の明るさになった点も評価されていました 。

HVR-Z7Jはレンズを外すとかなりコンパクトなボディで、ENGレンズに交換してもHVR-S270よりかなり小さく、長時間の撮影が必要なければハンディだけで対応できるのではないかとの声も聞こえました 。

一方のHVR-S270Jは長時間の収録が必須であったDVCAMカムコーダーユーザーからは、待望の商品と言うこともあって人気が殺到。実際肩に載せてのバランスや、レンズの使い勝手を試される方で順番待ちが長蛇の列に。

標準付属のメモリーレコーディングユニットも皆さん興味津々。容量が8GBのため、長時間の収録は難しいですが、14秒のキャッシュ記録やテープ記録とは別のフォーマットでも記録できるなど細かい点にも耳を傾けられていました。

今回はメーカーアクセサリーとしてワイドコンバージョンレンズが用意されていないため、来場者の多くが他メーカーのワイコン互換性について質問されていました 。ショートズームが待ち遠しいのですが、それまでどう対応するのかが実際カメラをお使いになる方の一番知りたい部分でしょう 。一部の方からはレンズなしでの販売やショートズームセットを販売して欲しいとの声も・・・

目立たない存在であったHVR-M35Jですが、今回からカメラ側で対応した1080/24P,30Pのプログレッシブ記録や4chオーディオを再生できる唯一のVTRとして今後必要になってくると思われます。背面コネクタのスペースの問題から今回HDMI端子が搭載されておらず、がっかりされる方もいらっしゃいました。

今回は画質評価用に液晶マスターモニター”TRIMASTER”BVM-L230も登場 。隣に並べたCRTマスモニと遜色ないと好評価をいただきましたが、価格が約200万円のためまだ手が出ないとの意見が大半でした。その横に並べられた液晶モニター「LUMA」LMD-2030Wが、お手軽な価格の割には色再現性などよく、お客様には好評価でした。HDMI信号の入力が可能なため、HDVやブルーレイなどの制作用途では今後活躍しそうな雰囲気でした。

できる限り、皆さんが実機を体験していただけるよう、他のセミナーよりも時間を確保していましたが、あまりの人気でなかなか満足いくまで触ることができなかった、というご意見もいらっしゃいました。ごめんなさい!

今後システムファイブ東京店にてデモ展示も実施予定ですので、お近くの方はどうぞご期待ください!