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1/24~1/25 小型カメラによるライブスイッチング体験会 東京店にて開催

掲載:2008/1/26 土曜日

周辺機器は展示会やカタログなどではよく目にするが、実際の機器を試す場が少ないとのお客様の声を受け、ライブスイッチングに必要な機器を集めた体験会を開催いたしました。

当日はキヤノンマーケティングジャパン、日本ビデオシステム、エディテックシステム、パナソニックSSマーケティング、平和精機工業、各社のご協力を頂き、5台のカメラを用いたライブスイッチングシステムを構築しました。
今までのHDカメラを用いたライブ収録システムは、かなり高額となり導入に踏み切れないお客様が数多くいらっしゃいました。
今回の体験会は、小型ビデオカメラにリターン・タリー・インカムの機能を付加することで、低予算でライブスイッチングシステムが構築できるよう提案しました。

展示をしたPROTECHやEDITEKのマルチカメラシステムツールは、BNCケーブル・26Pマルチケーブル・光ケーブルを用いてカメラの画像をスイッチャーに伝送することができるため、既存のシステムに簡単に増設可能です。今回は、小型ビデオカメラに的を絞っての展示を行いましたが、HDCAMやDVCPROHDなどのENGカメラでも同様のシステム構築が可能です。
Canonの小型カメラにはHD-SDI出力が標準装備されているものもあり、インカム・タリーの機能が必要なければ直接スイッチャーに接続でき、より低価格でのライブスイッチングシステムの構築が可能です。

Panasonicのマルチフォーマットライブスイッチャー「AV-HS400」にも多くの来場者の注目を浴びていました。

低価格でHD-SDI入力ができるだけでなく、マルチビューディスプレー機能搭載により最大8入力の映像とプレビュー・プログラムアウトの10ソースを1台のモニターに表示させることができ、現場での設置時間の短縮とソース分のモニターを必要としない点が評価されていました。

今回のシステムではイベントなどを収録している方はもちろん、HDによるストリーミング配信を検討されている方や、収録後の編集作業を軽減するためにライブ収録を検討されている方など様々な業態のお客様の来場を頂きました。

2012年の地上波のフルHD化に向け、今後様々な形態でHDのシステムが必要とされています。
当社では、システムのHDへの更新や機材の追加・買い換えにつきましてもご相談を受け付けておりますので、お気軽にご連絡下さい。

また、体験会を取材した模様が「ビデオα」誌(写真工業出版社)のホームページにも掲載されていますので、合わせてご確認下さい。