去る2月24日と3月9日の2日間、DaVinci Resolve Liteハンズオンセミナーが東京店にて開催されました。

DaVinci Resolveの登場で、ファイルベースのワークフローが急激に変化しはじめています。ポストプロでしか使えなかったResolveが、望みさえすれば誰にでも簡単に手に入るようになりました。その反面、いざ使い始めてみるとタイムラインにクリップを並べることでさえ戸惑うくらい、Resolve初心者にはいくつかのハードルがあるのも事実です。

そこで今回、システムファイブではDaVinci Resolve Liteバージョンを使ったハンズオン形式で実践的なセミナーを企画しました。
講師として、マウントキュー株式会社 山本氏を招聘。山本氏はポストプロでのエディター経験13年の映像エンジニア。テレビ中継や、まだ課題も多かった初期のマルチメディア制作にも関わり、その後システム設計に7年間従事した後フリーランスに転向。
一貫して映像技術に携わってきた経験から、最近のデジタルワークフローではDITデジタル・イメージング・テクニシャンとしても活躍中です。

今回は、DaVinci Resolveの使い方を基礎から学びたい方やカラーグレーディングに興味をお持ちで自分でもはじめてみたい方、PMW-F3やEOS C300などでLog収録をはじめてみたい方を中心にご参加いただきました。
ハンズオンセミナーということで、皆さんが普段使用されているMacBook ProにDaVinci Resolve Liteをインストールしていただいた上でご持参をお願いしましたが、皆さんやはり使い慣れたMac上で実際に画面を操作しながらのセミナーとあってとてもわかりやすくてよかった、という声を多数いただきました。
やはり、画面やレジュメを読むだけの解説より、実際に操作しながら体で理解し覚えていくのが一番の近道ですよね。

内容としては、カラーグレーディング概要から・ファイルベースワークフローとDaVinci Resolveといった基礎知識から、DaVinci Resolve Liteへの素材の導入、コンフォーム機能、Colorメニューの基本から結果の書き出しに至るまで、実機を用いた実践的なセミナーとなりました。セミナー終了後の質疑応答も活発に行われ、皆さん大変充実した時間を過ごされたのではないでしょうか。今後のお仕事に、ぜひお役立ていただければと思います。

今後もシステムファイブでは、DaVinch Resolve Liteのセミナーを企画予定です。今回参加できなかったという皆様、ぜひ次回以降の開催をご期待ください！