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7/22  SONY PMW-EX3/PMW-EX30業界最速新製品セミナー 東京店にて開催

掲載:2008/7/24 木曜日
7月22日にSONY XDCAM-EX新製品2機種 PMW-EX3/PMW-EX30の新製品セミナーを開催しました。連休明けの忙しい中にもかかわらず、午後2回の開催はともに満席の大盛況でした。両品への期待の大きさが伺えます。

会場にはまもなく発売になるXDCAM-EXカムコーダー「PMW-EX3」と発売直後のXDCAM-EXレコーダー「PMW-EX30」を展示。当日の商品説明はSONYホームページ内の「即効!カメラテクニック講座」でおなじみの「正ちゃん」が担当。事前に用意されたレジュメ通りではない進行と、欠点もお客様に的確にお伝えするセミナーとなりました。

「PMW-EX3」最大の特徴はビューファインダー?

レンズ交換可能、TC入出力など数々の特徴はさておき、「正ちゃん」が力説していたのがビューファインダー。
PMW-EX1にはハンドル後部にビューファインダーがありましたが、通常撮影時はもっぱらLCDモニターを使っている方がほとんどでした。
PMW-EX3ではハンドル後部のビューファインダーをなくし、LCDモニターにアイピースを付ける格好になりました。
LCDモニターはEX1から変更がないものの、ピーキングを付けることができるようになり、かなりピントが合わせやすいと評判でした。

SxSよりもHDD記録?

今回新しく発表されたプロフェッショナルハードディスクユニット「PHU-60」も人気。
16GBのSxSメモリーカード「SBP-16」とほぼ同額で60GB(HQモードで約200分)記録できるとあって、スローモーション撮影が必要なければSxSメモリーカードを購入しなくてはいいのではとの声も。
PMW-EX1ユーザーの方は本体のファームウェアのバージョンアップが必要になりますので、注意が必要です。
このバージョンアップにより、秋に発売予定の32GBSxSメモリーカードも使用可能となります。
カムコーダーだけではなく、レコーダー「PMW-EX30」にも使用可能で、もし2台接続すれば連続で400分の収録が可能です。

ハンディカメラとして使用できる?

PMW-EX3は撮影時重量は3.6kg以上になります。
いくら肩に載せられるとも長時間撮影はつらいとの声があがっていました。
当日残念ながら展示できなかったPROTECH製ショルダーアダプター「ST-7(?型番未確定)」にはかなりの期待が寄せられていました。
FUJINON,Canonの1/2インチホットシュータイプの交換レンズ3種類「HS16x4.6BERM」「XS13×3.3BRM-M38」「KH20x6.4 KRS」も展示。
標準レンズと交換して画質を比べる方もいらっしゃいましたが、重量が重くなる上にグリップ位置が前方になり、三脚でないと使えないとの意見も。
ショルダーでの使用は今後発売になるショートズーム「XS8×4AS-XB8」に期待したいところです。

レコーダーよりもコンバーター?

発売されたばかりのレコーダー「PMW-EX30」はレコーダーよりもコンバータとしての機能が目立っていました。
HD-SDI入出力、HDV入出力(i.Link)を標準装備しているため、HD-SDI入力からHVR-M15/25/35レコーダーに記録する際のコンバータとしても使用可能。
HVR-Mシリーズデッキをお持ちの方であれば、HVR-1500Aに買い換えることなくHD-SDI入力が可能となり、さらにXDCAM-EXでの同時記録もできます。
振動に強いメモリー記録のため、車載レコーダーとしての用途にも最適です。