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2/27 GLIDECAMスタビライザー講習会 東京店にて開催

掲載:2012/3/19 月曜日

2月27日(月)、GLIDECAMスタビライザー研修会を開催しました。
人気のGLIDECAMカメラスタビライザー研修会、今回は6名様にご参加をいただきました。

セミナー前半は座学。GLIDECAMカメラスタビライザーの製品ラインナップに始まり、原理・機構・特徴などを学んでいただきました。
また、カメラスタビライザーの歴史についてもお話がありました。

★ここでカメラスタビライザーの歴史を簡単にご紹介!

  • 1976年製作:「ウディ・ガスリー/わが心のふるさと」(ハル・アシュビー監督) 映画史上初めて使用
  • 1976年製作:「ロッキー」(ジョン・G・アヴィルドセン監督) フィラデルフィア美術館の階段を駆け上がるシーンで使用
  • 1980年製作:「シャイニング」(スタンリー・キューブリック監督) ホテルの廊下や雪上の迷路を移動するシーンで仕様され、一気にカメラスタビライザーが浸透!
  • 1983年製作:「スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還」(リチャード・マーカンド監督) 惑星エンドアの森をスピードバイクが疾走するシーンなどで使用され、移動撮影特機としては必要不可欠なアイテムに!

ちなみにGLIDECAMは国内でも活躍をしており、映画では「怪談レストラン」「ジュアリー・サムデイ」「風のガーデ(HD4000+X10)」「警部補 矢部謙三(HD4000+X10)」、テレビでは、「チームバチスタ(X22)」「NHK 街道てくてく旅(HD4000)」等で活躍しているそうです。

その後、お一人様一台 GLIDECAMをご用意させていただき 実際にカメラを搭載しセッティングを行っていただきました。
既にお手持ちのユーザー様はさすがの手慣れた手つき!はじめて手にされる方もいらっしゃいましたが、講師の方とのマンツーマン指導で、そんなに時間を要することなくセッティングを終えていらっしゃいました。

さて小休憩を挟んだ後、後半は実技です。
セミナールームの床面には直線状にテーピング、壁面にも被写体用マーカーとしてテーピングを施し、スタビライザー撮影の基本である安定歩行による撮影を行っていただきました。
進行方向を向いた歩行での撮影・進行方向とは真逆にカメラを向けたバックショットでの撮影、被写体の真横から狙うサイドショットでの撮影、皆さんはじめは戸惑われる撮影方向転換によるターン、またスタビライザー撮影でチャレンジしてみたい撮影で上位に上げられる被写体を360°で回り込みながら撮影などなど…。
徐々に時間が経過するにつれて難易度が上がっていきましたが、皆さん懸命に練習され、かなり上達されているようでした。


今回のセミナーでは、セミナー修了後にGLIDECAM研修会講習修了書を発行させていただきました。
これを機に益々、カメラスタビライザーを扱われるカメラマンさんが増えることを願いたいですね!

▲GLIDECAM研修会講習修了書