トップページ

ホーム > セミナー・イベント情報 > セミナー・イベントレポート一覧 > 4/11 Panasonic LTOアーカイブシステムを中心としたローコストかつ高効率な映像アーカイブ実演セミナー 東京店にて開催

4/11 Panasonic LTOアーカイブシステムを中心としたローコストかつ高効率な映像アーカイブ実演セミナー 東京店にて開催

掲載:2012/4/23 月曜日

去る4月11日、Panasonic LTOアーカイブシステムを中心としたローコストかつ高効率な映像アーカイブ実演セミナーが行われました。

昨年の震災時、SONYの多賀城工場が被災した為、テープの供給が長らく滞ったのは記憶に新しいかと思いますが、テープでの管理に疑問を持つきっかけになったかと思います。また、D2やBETACAM等、テープは残っていてもVTRが市場から無くなりつつあるフォーマットも、次世代のメディアへ移していかなくてはなりません。

それらの疑問や不安に対する最適なソリューションとして、今回はLTOを使ったアーカイブシステムを解説して頂きました。
そもそもLTOとは、簡単に申し上げますと大容量記録できるコンパクトなテープカセットです。
SDカードやブルーレイディスクよりも容量が大きく、HDDやサーバーに比べ安全に運用できる理想的なメディアです。

現在5世代目が流通しており、2世代前後であれば読み込みも可能との事で、互換性に関しても安心できますし、DVD-Rのように上書きが出来ない追記型のメディアですので、安易に書き換えされる心配もありません。

今回のPanasonic LTOアーカイブAJ-ZS1000/ビデオインジェスターAJ-ZS1100では、非常に簡単にVTRから取り込み、LTOへ書き出しが出来るととともに、後から検索・簡易プレビューするためのProxyデータの生成や、テープのドロップアウト等を監視するエラーレートの検出機能も備わってますので、マンパワーをおさえた運用が考えられております。
対応フォーマットもDVCPROはじめ、P2 HDやAVC-Intraまで幅広く対応しております。

今回のセミナーでは、講師の方によるLTOへの書き出し/読み込み等の実演も交え、とてもわかりやすいセミナーだったと好評でした。

ご紹介したシステムは高額ではありますが、お客様の映像資産をLTOにメディア変換したり、テープ資産の管理・運用コストを削減したりと、様々なビジネス展開が期待出来ると思います。

今後も皆様のお仕事にお役に立てるセミナーを企画してまりますので、是非ご期待ください。