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8/27 Canon EOS 5D MarkIIによる映像制作セミナー 東京店にて開催

掲載:2009/8/31 月曜日

発売から約9ヶ月たった今でも、話題沸騰の「Canon EOS 5D MarkII」。
今では珍しくないスチルカメラによる動画撮影機能も、このカメラが歴史を変えたといっても過言ではないでしょう。今回は、講師に尾道幸治氏を招き、撮影から編集までのワークフローをじっくりと語っていただきました。

EOS 5D MarkIIによる作例紹介からスタート

まずは、実際にEOS 5D MarkIIで撮影された、尾道氏による作例紹介からスタート。岩井俊二監督とも親交の深い、氏によるEOS 5D MarkIIへの評価は、まさにフィルムカメラにせまるデジタルカメラとの事。35mmサイズのイメージセンサーが作る被写界深度の浅さと、豊富なレンズ郡が魅力的な一眼レフカメラは、ビデオユーザにとっても魅力的なのは言うまでもありませんね。

前半部では撮影時の注意点や、周辺機材選定のポイント、現場での運用方法まで幅広く解説して頂きました。特に重点的に解説されたのが、映像ファイルを取り込んだ後の「音とのズレ」。この問題に対して具体的に解決策を提示出来たセミナーは、日本で初めてかもしれません。

後半の編集フローの解説では、自身の編集環境や、すぐに役立つアプリケーションソフト等をお話頂きました。どうやらH.264形式のファイルからProres422へのトランスコードが肝心のようです。

また、AJAの代理店である株式会社アスクさんからもご協力頂き、当日はAJA製品を用いたワークフローのプレゼンも行って頂きました。
今回のセミナーは、スチルからビデオへとこれから映像制作を始める方にも、既に撮影されている方にとても実のある内容だったと思います。


※Redrock Micro DSLR用マットボックスと、BlackmagicDesignのコンバータ、SONYの液晶モニターを組み合わせたシステムです。

参加されたお客様からは「大変参考になった」「今までで一番良かった」と大変ありがたいお声を頂戴出来ました。
今回参加できなかった皆様も、次回のセミナーにご期待下さい!