機能追加でパワーアップ！映像色管理システム「IS-miniX」新登場！

WOWOWエンタテインメントが提供するカラーマネジメントシステム「IS-mini」（2016年9月に富士フイルム株式会社より事業譲受）が、新機能を追加し「IS-miniX」に進化しました。従来の高精度色処理機能はそのままに、フレームメモリを搭載し、フレーム画像やアンシラリを活用した様々な機能拡張が可能となりました。

IS-miniシリーズとは？

専用ソフトウェアWonderLookProとの組み合わせで、高精度なカラーマネジメントを簡単に実現できるイメージプロセッシングシステムです。モニターキャリブレーションや、フィルムルックシミュレーション機能、リアルタイム色調整機能などを使ってイメージ通りに調整されたルックを、DaVinci Resolveなどのカラーグレーディングシステムなどへ色変換情報（LUT）で正しく出力することができます。 今回新たに発売された「IS-miniX」では、ライブ映像のフレーム画像キャプチャや任意の静止画再生、間引き映像の連続取り込み、アンシラリ情報取得、フレームライン表示などの新機能を搭載。ロゴや字幕などの表示やアニメーション動作にも対応。任意のクロマを指定し、送信した静止画に動的に差し替えてライブ出力するクロマキー合成にも対応します。従来機種との比較は以下の通りです。

IS-miniXと従来機種IS-miniの違い

製品名称	IS-miniX	IS-mini
製品型番	IS-11	IS-10
映像入力	HD-SDI/3G-SDI 10bit	同左
映像出力	HD-SDI/3G-SDI 10bit, HDMI 8bit	同左
通信IF	USB2.0, LAN(100Mbps) フレーム画像、アンシラリの入出力対応	USB2.0, LAN(100Mbps)
動作モード	1. 標準入出力 2. カラーパッチ再生(59.94i) 3. フレーム画像再生（自走は59.94iか60p) 4. クロマキー合成モード 5. アニメーションオーバーレイモード	1. 標準入出力 2. カラーパッチ再生(59.94i)
Recフラグ検知	通知機能あり	なし
LUT処理	1D(1024step)+3D(26x26x26)+1D(1024step)	同左
簡易OSD	256x64までの単色	同左
Frame Line表示	3種類 + センター表示	なし
ディレイ	3μsec以下	同左
電源	DC 5V約1000mA	DC5V 約600mA
外形寸法・重量	103(W)x81(D)x29(H)mm 260g(本体)	同左
希望小売価格	14.4万円	12万円

 

また、1UラックサイズにIS-mini/IS-miniXの4台分の機能を持つ「IS-mini Rack 4K」「IS-miniX Rack 4K」も登場しました。4本のHD/3G-SDI入出力を備え、4系統の映像のカラーグレーディング、マッチングの他、QuadHDでの4Kカメラの色空間変換、グレーディングが行えます。

IS-miniX Rack 4KとIS-mini Rack 4Kの違い

製品名称	IS-miniX Rack 4K	IS-mini Rack 4K
製品型番	IS-402	IS-401
映像入力	HD-SDI/3G-SDI 10bit x 4	同左
映像出力	HD-SDI/3G-SDI 10bit x 4	同左
通信IF	USB2.0, LAN(100Mbps) (各1本のケーブルで4ch制御可能) フレーム画像、アンシラリの入出力対応	USB2.0, LAN(100Mbps) (各1本のケーブルで4ch制御可能)
LUT処理	1D(1024step)+3D(26x26x26)+1D(1024step)	同左
ディレイ	5.4μsec	3μsec
電源	AC 100-240V 50W	同左
外形寸法・重量	430(W)x452(D)x43(H)mm 7kg(本体)	同左
希望小売価格	99.8万円	84万円

 

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