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1/12 SONY NXCAMセミナー 東京店にて開催

掲載:2010/2/8 月曜日

2010年も始まったばかりの1月12日。雨の降る中、多くの方にご参加いただきました。

今回のNXCAM HXR-NX5JはInter BEE 2009で参考出品されていました。そのときは、スペックなど詳細は発表されておりませんでしたが、今回、実際に手に取り、スペック等を確認していただけたのではないでしょうか。

NXCAM HXR-NX5J
このHXR-NX5Jの最大の特徴はAVCHDを採用しテープメディアではない、ファイルベースでの効率的なワークフローがあげられます。民生のカムコーダーではすでに多くのAVCHD採用の機種が販売され、AVCHDの環境が整ってきたといえるでしょう。

ファイルオペレーションの中ではAVCHDは、XDCAX EXの下位モデルとして位置づけられています。SONYでは、すでに「まめカム」もAVCHDフォーマットのカメラとして販売していますが、さらに今回は高画質記録が可能なフォーマットが搭載されています。

例えば、FXモード 24Mbps 1920×1080(60i/20p/60P)リニアPCMなど、業務用途で使用されるカメラとして設計されています。

メモリーの記録時間は、32GB FXモード(リニアPCM)で約170分になります。汎用性のあるメディアカードを採用し、メモリースティックはもちろんSDカードも使用できます。また、リレー記録により13時間までの連続撮影が可能です。

レンズには、ソニーGレンズ 1/3インチ Exmor 3CMOSセンサーが採用されており、ノイズが少ない画像が得られます。最低被写体照度は1.5lux、広角は29.5mm、光学20倍ズームが可能です。

強力な手ぶれ補正機能「Active SteadyShot」も搭載しています。光学系の広範囲の補正エリアを広げつつ補正アルゴリズムにより、従来のものよりも強力な手ぶれ補正を実現しています。設定はスタンダードタイプ、ワイドコンバージョンタイプの2種あります。

その他、液晶タッチパネルを採用し、直感的なファイル操作が可能となっています。液晶も見やすくなり、細かな部分を表示しています。

出力は、コンポジット、コンポーネント、HD-SDI、HDMII端子を装備。TCのIN 、OUT端子も装備し、複数のカメラのTCを合わせることが可能です。さらに、業務用初 GPS内蔵で位置情報を地図に表示ができます。ヘッドホンモニター端子もCH1/CH2/STEREO MIXの音声モニタリングが選べます。

アクセサリーのほとんどはHVR-Z5Jと共通です。VCT-SP2BP カムコーダーサポートが2月中旬に販売される予定です。

フラッシュメモリーユニット「HXR-FMU128」は高画質FXモードで11時間の記録ができます。メモリーカードとHXR-FMU128との、ハイブリッド記録も可能です。その際、録画ボタンの設定をメニューで帰ることができます。

カメラグリップの録画ボタンとハンドル部分の録画ボタンで、それぞれ別の記録メディアの開始終了を操作することができます。たとえば、カードメディアの操作をカメラグリップの録画ボタン、ハンドル部分の録画ボタンはフラッシュメディアの操作といった設定が可能です。また、メモリーカードを使わず、フラッシュメモリーだけでの記録も可能です。

また、HXR-FMU128付属のNXCAM専用ソフト「ContentManagementUtility(win用)」では、NXCAMで記録したファイルの取り込み、閲覧、整理が行えます。AVCHD、MPEG2 PS両方のファイルの管理、2GBで分割したファイルの結合、リレー記録時に分割されたファイルの結合等が行えます。

今回はVegasPro9でAVCHDのネイティブ編集でデモストレーションも行いました。

今回のセミナーでは、あまりの急な発表、販売ではございましたが、非常に完成度の高い機種と多くの方から感想をいただきました。

東京店では、HXR-NX5Jを展示しております。皆さんも是非、店頭にてご覧いただければ幸いです。