トップページ

ホーム > セミナー・イベント情報 > セミナー・イベントレポート一覧 > 3/2 SONY HDR-AX2000特別体験会 東京店にて開催

3/2 SONY HDR-AX2000特別体験会 東京店にて開催

掲載:2010/3/12 金曜日

3月2日に行われました「HDR-AX2000特別体験会」。多くの方にご来場頂き、誠にありがとうございます。

ハンディカムを発売して25周年を迎え、更なる進化を遂げた「HDR-AX2000」。SONY民生の実力を見せるトップモデルであることは間違いないでしょう。

今回のカメラは記録方式にAVCHDを採用することにより、テープレス(ファイルベース)化されています。ファイルベースにすることにより、PCへの素早い取り込み、シーンごとにランダムアクセスが可能、そして、ドロップアウトなどのテープで起こりえるノイズがなくなりました。

また、同じハイビジョン記録であるHDVが1440×1080で記録するのに対し、AVCHDは1920×1080のフルハイビジョンで記録します。

記録モードは最高24Mbpsに対応

FXモードでは1920×1080/60iはもちろん、24P、30Pのプログレッシブ記録にも対応し32GBのメディアで3時間の記録を実現しています。さらに、長時間記録モードとして、17Mbpsで3時間55分、9Mbpsで7時間15分、5Mbps12時間30分の記録が可能です。但し、映像は荒くなりますので、ご注意ください。

記録メディアはメモリースティック&SDの両方が使用可能。さらに2スロット搭載で使用済みのメディアを入れ替えながらの連続撮影(最大13時間まで)が可能です。

そのほか、同梱のソフトウエア「Content Management Utillty」は、ファイルの取り込み、閲覧、整理はもちろん、2GBで分割されたファイルを結合、リレー記録時の分割ファイルの結合も行うことができます。

カメラの操作では、テープを使用するカメラではなかった機能としてモニター上に記録したシーンを分割表示し瞬時に再生を行うも可能です。

レンズはHDR-FX1000の高画質をそのままに

Gレンズの採用、イメージャーはExmor3CMOSセンサーを3枚使用し高解像度と優れた色再現性となっています。Gレンズは、SONYの一眼レフブランド「α」のレンズであるため、自社の設計が可能になりました。

今回のHDR-AX2000の大きな特徴のひとつとして、アクティブ手ぶれ補正が搭載されていることがあげられます。今までの手ぶれ補正からさらにワイドに補正がかけられるようになり、歩きながらの撮影で効果が発揮されそうです。

そして、業務機との違いとして、一般的だったXLRオーディオ端子を民生機としては初めて搭載しています。そのため、こだわりのある音声記録ができるようになりました。もちろん、ファンタム電源48Vにも対応しているので、ときには長指向性マイク、またあるときにはピンマイクとさまざまなシーンで活用できます。

液晶モニターはタッチパネル操作にも対応した高画質を実現。端子はHDMI OUTをはじめ、コンポーネントOUT、ビデオ・オーディオOUT、USBを搭載しています。また、HXR-NX5JにはないDCinが装備され、バッテリーとDCの両方で電源を供給できます。

今回のセミナーではFXモードで記録したMSを、新発売のサイバーショットで再生可能になっており、プレビューなどで使えそうでした。

参加者の中には、すでにハイビジョンカメラを所有されている方もいらっしゃいましたが、追加で購入を検討されている方もかなりいらっしゃいました。民生機であることで、価格も抑えられているのが魅力のひとつでもあるのでしょう。